休日の過ごし方ランキング|みんなが選んでいることから探す

ノートとマグカップが置かれた休日の朝の風景

休日が近づくと「せっかくの一日、何をしよう」と考えるのに、気づけば夕方——という日、ありませんか。この記事では、みんなが実際に何をして休日を過ごしているのかを調査データから確かめたうえで、家派・外出派それぞれの定番、そして一人暮らし・夫婦・家族という立場ごとの選び方を整理します。読み終わったころには、次の休みの「これにしよう」がひとつ決まっているはずです。

さき

ランキング上位、思っていたよりずっと地味でした。

目次

休日に何をして過ごしている?

まず、実際の調査から見ていきます。クロス・マーケティングが2025年に実施した「猛暑の休日の過ごし方に関する調査」では、自宅での過ごし方の1位は「インターネット・SNSの閲覧」で45.9%。続いて「テレビ番組の視聴」「動画配信サービスの視聴」が並び、上位3つはすべて画面を見る過ごし方という結果でした。夏の暑い時期に絞った調査ではありますが、家にいる日の実感としては、季節を問わずかなり近いのではないでしょうか。

外に出た理由のほうも同じ調査で聞かれていて、最多は「買い物やレストラン、美容院など必要な用事や予約した予定があったから」で47.6%。つまり、外出のいちばんの動機は「レジャー」ではなく「用事」です。実際に立ち寄った屋内施設もスーパーマーケット・ドラッグストアが55.5%、ショッピングセンターが40.3%と、日常の延長線上にある場所が上位を占めていました。

ここから見えてくるのは、多くの人にとっての休日が「特別な一日」ではなく「日常を回復させる一日」だということです。ランキングの上位に並ぶのは、お金も準備もほとんど要らないことばかり。この前提を持っておくと、このあとの話がすっと入ってきます。

リモコンと眼鏡が置かれた家で過ごす休日のソファ

家で過ごす派の定番

家で過ごす休日の定番を、かかるお金と必要な時間でざっと並べてみます。我が家(夫と中3の息子、小3の娘の4人家族)でも、休みの日の午前中はだいたいこのどれかです。

過ごし方かかるお金の目安向いている日
動画配信・テレビ月額サブスク代のみ何も決めたくない日
読書・音楽0円(図書館なら書籍代も不要)頭を静かにしたい日
掃除・片づけ0円気分を切り替えたい日
作り置き・パン作りなど材料費のみ平日をラクにしたい日
昼寝・何もしない0円疲れが抜けていない日

家で過ごす日の満足度を分けるのは、内容そのものよりも「自分で選んだかどうか」です。なんとなくスマホを触って一日が終わると、休んだのに休んだ気がしない。逆に「今日は昼寝をする日」と決めて寝た日は、同じ昼寝でも後味がまったく違います。予定表に書くほどでなくていいので、朝のうちに一つだけ決めてしまうのがおすすめです。

家での休日は「何をしたか」より「自分で決めたか」で満足度が変わります。

家で過ごす日のアイデアをもっと具体的に知りたい方は、休日を家で過ごす人向けのアイデアまとめもあわせてどうぞ。天気の悪い日のストックとして持っておくと役に立ちますよ。

外に出る派の定番

外出のほうも、実際に選ばれているのは近場です。買い物、外食、散歩やウォーキング、公園、図書館やショッピングモールといった無料または低額で滞在できる場所。遠出のレジャーは「たまにやるから楽しい」もので、毎週の選択肢にはなりにくいのが実情です。

外に出る日の費用は、移動と食事でほぼ決まります。我が家の場合、車で30分の大型施設に出かけると、駐車場代と昼食で家族4人だと5,000円前後は当たり前に飛んでいきます。一方、自転車で行ける公園に水筒とおにぎりを持って行った日は、材料費だけで済みました。行き先を変えるより、昼食を挟むかどうかのほうが金額への影響は大きいというのが、レシートを見ながらの実感です。

外出は気分の切り替えが早く、家事から強制的に離れられます。

移動時間と食事代がかさむため、疲れとお金の両方を消費しやすいです。

だから「外出=お金がかかる」と決めつける必要はありません。近所の散歩も立派な外出です。目的地を決めずに1時間歩くだけでも、家にこもった日とは体の軽さが違いますから、迷ったらまず玄関を出てみてくださいね。

散歩に出かける前のスニーカーと水筒

お金を使わない過ごし方が上位に入る理由

ランキング上位の顔ぶれを見ると、動画、SNS、散歩、掃除、昼寝と、ほとんどお金がかかりません。これは節約志向が強まったからというだけの話ではなく、休日に求められているものが「消費」ではなく「回復」だからです。平日に削られた体力と気力を戻すのが目的なら、支出の大きさは満足度とほとんど関係がありません。

もうひとつ大きいのが、準備の負担です。遠出には計画・予約・移動・帰宅後の片づけがついてきます。休みの日にそこまでの段取りを組めるのは月に1〜2回で、残りの休日は「決めなくていいこと」が選ばれる。上位に地味なものが並ぶのは、当然の結果とも言えます。

お金を使わない日を増やすコツ

支出を我慢するのではなく、支出が発生しにくい過ごし方を先に決めてしまうこと。「今日は近所の公園と図書館」と朝に決めておけば、財布を開く場面がそもそも訪れません。

お金をかけずに満足度を上げる方向性については、丁寧な暮らしの考え方をまとめた記事でも触れています。気負わずに続けられる範囲の話としてまとめていますので、肩の力を抜いて読んでみてください。

立場で変わる休日の過ごし方

同じ「休日」でも、一人か、夫婦か、子どもがいるかで最適解はまるで違います。ランキングの1位をそのまま真似しても休まらないのは、この違いが無視されているからです。ここからは立場別に整理します。

一人暮らし

一人の休日は、自由度が高い代わりに「気づいたら夕方」になりやすいのが難点です。対策はシンプルで、午前中に外に出る用事をひとつだけ入れること。買い物でも散歩でもかまいません。一度外の空気を吸うと、その後の家時間の質が変わります。

逆に、人と会う予定を詰め込みすぎると休養になりません。一人時間の設計は一人の休日の過ごし方で詳しく扱っています。

夫婦で過ごす

夫婦の休日でつまずきやすいのは、休み方の好みが違うときです。片方は外に出たい、もう片方は家で寝ていたい——これは相性の問題ではなく、疲れ方の違いです。午前は別行動、午後だけ一緒、という分け方にすると、どちらも不満が残りにくくなります。

お金をかけない二人の過ごし方は夫婦の休日の過ごし方にまとめました。

家族で過ごす

子どもがいる家庭の休日は、親の休養と子どもの発散が両立しません。我が家も、中3の息子は部活と勉強で外に出たがらず、小3の娘は動き足りない、というちぐはぐが毎週のように起きます。全員が満足する一日を目指すと必ず誰かが我慢するので、「今日は誰の休日か」を決めて回すようにしてから、休日の空気がだいぶ穏やかになりました。

年齢別のアイデアは家族の休日の過ごし方にありますので、次の週末の候補探しに使ってみてください。

まとめ|人気の順番より自分が休まる順番で選ぶ

ランキングは「みんなが何を選んでいるか」を教えてくれますが、「自分が何をすれば回復するか」までは教えてくれません。上位に並ぶのが動画や散歩や掃除といった地味なものである以上、そこから得られる最大のヒントは、休日の満足度は支出額では決まらないという一点に尽きます。

まずは次の休みに、朝のうちに一つだけ「今日はこれをする」と決めてみてください。それが昼寝でも構いません。決めた休日と、流れた休日は、終わったときの疲れの残り方がはっきり違います。

さき

私の1位は、誰もいない午前中の台所で本を読む時間です。

休日の過ごし方ランキングで1位になりやすいのは何ですか?

自宅で過ごす場合は、インターネットやSNSの閲覧、テレビ・動画配信の視聴といった画面を見る過ごし方が上位に来ます。外出の場合は買い物や用事が最多で、レジャーよりも日常の延長にある行動が選ばれています。

お金を使わない休日が上位に来るのはなぜですか?

休日に求められているのが消費ではなく回復だからです。加えて、計画や予約といった準備がいらない過ごし方のほうが、疲れている日には選ばれやすくなります。

何をしても休んだ気がしません。どうすればいいですか?

内容を変えるより、朝のうちに一つだけ自分で決めてみてください。同じ昼寝でも「決めて寝た日」は後味が違います。それでも疲れが抜けない状態が続くときは、休日の工夫より睡眠時間そのものの確保を優先してください。

本文で紹介した調査の数値は、クロス・マーケティング「猛暑の休日の過ごし方に関する調査(2025年)」によるものです。調査は年ごとに実施・更新されるため、最新の結果は調査元の公式ページでご確認ください。

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