「今日は焼肉にしよう」となったとき、外食にするか家で焼くか、地味に悩みませんか。うちは4人家族(夫婦+小学生の子ども2人)で、先月たまたま同じ月に外食焼肉と家焼肉を1回ずつやる機会があったので、レシートと請求書をそのまま比べてみました。感覚ではなく実額で見ると、差の大きさがはっきり見えてきます。
比較の前提条件(家族構成・食べる量・店の価格帯)
まず前提をそろえます。うちは大人2人・子ども2人(小4・小1)の4人家族で、普段の食べる量は「大人はしっかり、子どもは大人の6〜7割くらい」というごく標準的なペースです。
外食で使ったのは、自宅から車で10分の郊外型焼肉チェーン店。カルビ・ロース中心のメニュー構成で、単品400〜700円台が中心の価格帯です。高級店ではなく、平日夜に家族で気軽に行けるクラスの店を選びました。ここが違うと差額も変わってくるので、あくまで「うちの地域の、この価格帯の店」での比較だとご理解ください。
外食焼肉の請求書公開(レシート実額)
実際にレジで受け取った会計伝票の合計は、税込みで12,980円でした。4人で行って、お腹いっぱい食べて飲み物も頼んでこの金額です。

内訳:肉代・ドリンク・サイドメニュー・会計総額
| 項目 | 内容 | 金額(税込) |
|---|---|---|
| 肉類 | カルビ・ロース・タン塩・ホルモン盛り合わせなど計7皿 | 6,800円 |
| ドリンク | 生ビール2杯+ソフトドリンクバー(子ども2人) | 1,480円 |
| サイドメニュー | クッパ・ナムル盛り・サラダ・冷麺(子ども用) | 2,900円 |
| デザート | アイス2種 | 800円 |
| 合計(税込・サービス料込) | – | 12,980円 |
肉代だけで見ても6,800円と、外食の中でいちばん大きな割合を占めていました。ドリンクバーやサイドメニューも積み重なると意外と効いてきます。
家焼肉の買い物レシート公開(実額)
同じ月の別日、家で焼肉をした日のスーパーのレシート合計は3,758円でした。家にあるホットプレート(焼肉プレート)を使ったので、炭代や着火剤代はかかっていません。

内訳:肉・野菜・炭やコンロ代・調味料など
| 項目 | 内容 | 金額(税込) |
|---|---|---|
| 肉類 | 牛カルビ用切り落とし400g+豚バラ200g+鶏ホルモン100g | 2,480円 |
| 野菜 | 玉ねぎ・ピーマン・もやし・キムチ | 780円 |
| 調味料・タレ | 市販の焼肉のたれ1本 | 398円 |
| その他 | プレート用アルミホイル | 100円 |
| 合計 | – | 3,758円 |
ホットプレートは以前から持っていたものなので、今回の買い物レシートには含まれていません。買い足しが必要な場合は初期費用が別途かかる点は補足しておきます。
実額比較:1人あたり・1回あたりのコスト差
1回あたり・1人あたりで並べると、差はこうなります。
| 外食焼肉 | 家焼肉 | 差額 | |
|---|---|---|---|
| 1回あたり(4人分) | 12,980円 | 3,758円 | 9,222円 |
| 1人あたり | 3,245円 | 940円 | 2,305円 |
同じ「焼肉をした日」でも、1人あたり約2,300円、4人家族の1回分で約9,200円の差が出ました。
差が生まれる理由(原価率・人件費・雰囲気代など)
飲食店の原価率は業態にもよりますが、一般的に焼肉店を含む外食は原価率30%前後、残りの70%程度は人件費・家賃・光熱費・サービスの提供にかかっていると言われています。家で焼く場合、その70%部分がそっくりかかりません。ドリンクバーや盛り付けの手間、席までの案内といった「体験」の対価が価格に含まれているのが外食で、家焼肉はそこを自分たちの手間に置き換えている、という違いです。
家焼肉で満足度を下げないための工夫
ただ安いだけでは「やっぱり焼肉は外で食べたい」となりがちです。うちで実際にやって効果があった工夫を紹介します。
美味しい肉を選ぶポイント
- 切り落としより「焼肉用」表記の肉を選ぶ(厚みと脂のバランスが焼肉向けに調整されています)
- 特売の日をねらって、いつもより1ランク上の部位(カルビ・ロース)を予算内で選ぶ
- 2〜3種類の部位を少量ずつ買うと、外食っぽい「食べ比べ感」が出ます
焼き方・下ごしらえで差をつけるコツ
買ってきた肉を焼く直前に常温に戻しておくと、焼きムラが減ります。厚めの部位は焼く前にキッチンバサミで筋切りしておくと硬くなりにくいです。
焼く前の生肉に使った箸・トングは、焼いた後の肉を取り分ける箸と必ず分けてください。食中毒予防の基本ですが、家庭では意外と兼用してしまいがちです。特に子どもがいる家庭は徹底しておくと安心です。
こんな時は外食焼肉を選ぶのもアリ
コスト差だけを見ると家焼肉が圧倒的ですが、うちは月に何度も外食を我慢しているわけではありません。使い分けています。
特別な日・記念日など
誕生日や進級祝いなど「特別感」自体が目的の日は、外食のほうが向いています。店員さんが焼いてくれる、席に着くだけでいい、というのも立派な価値です。ここまで節約しなくても大丈夫です。
後片付けや手間を考慮した場合
家焼肉は、焼いている最中の匂いや煙、後片付け(プレート洗い・換気)の手間がかかります。平日の疲れている日に無理に家焼肉をすると、コスパは良くても満足度が下がることがあります。時間や体力に余裕がない日は、外食を選ぶ判断もありだと思います。
まとめ:わが家的おすすめの使い分け
うちの実額データでは、家焼肉は外食の3分の1以下(1人あたり940円 vs 3,245円)に収まりました。月1回を家焼肉に置き換えるだけでも、年間で2万円以上の差になる計算です。とはいえ全部を家焼肉にする必要はなく、「特別な日は外食」「普段の焼肉気分は家で」と分けるのが、うちにとってはいちばん続けやすいバランスでした。

