のどか今日は「スマホ代を見直したのに、なぜか通信費がまだ高い」というお悩みについて見ていきます。
格安SIMに乗り換えて、スマホ代は月3,000円台まで下げた。それなのに、毎月の通信費の合計を見るとあまり変わっていない——そんな経験はないでしょうか。私も同じでした。原因は、スマホ代の裏に隠れている「自宅のWi-Fi代」と「動画・音楽のサブスク代」でした。この記事では、我が家が実際に見直した固定回線とサブスクの内訳、乗り換え後の料金変化、そして見直しで気づいた注意点を、実際の請求書ベースで公開します。
スマホ代以外にもある「見えない通信費」とは
通信費というと、多くの人がまずスマホ代を思い浮かべます。しかし、毎月の請求を項目ごとに書き出してみると、通信費はスマホ代だけで構成されていないことが分かります。我が家の場合、通信費の内訳は大きく3つに分かれていました。
- スマホ代(格安SIM2回線分)
- 自宅Wi-Fi(固定回線)のプロバイダ料金
- 動画・音楽・電子書籍などのサブスクリプション料金
スマホ代だけを見直して満足してしまうと、固定回線とサブスクの合計が毎月数千円〜1万円単位で家計から出続けていることに気づきにくくなります。
通信費の見直しは、スマホ代・固定回線・サブスクの3項目をセットで棚卸しすることが出発点です
我が家の通信費・サブスク代の内訳を公開
見直しを始める前に、まず我が家(夫婦+子ども1人)の通信費まわりの月額を全部書き出しました。以下が見直し前の内訳です。
| 項目 | 見直し前の月額 |
|---|---|
| スマホ代(夫婦2回線・格安SIM) | 6,600円 |
| 自宅Wi-Fi(固定回線) | 6,380円 |
| 動画配信サービス(複数契約) | 3,880円 |
| 音楽配信サービス | 980円 |
| 電子書籍読み放題 | 980円 |
| 合計 | 18,820円 |
スマホ代はすでに格安SIMで下げていたので、私は「これ以上は下がらない」と思い込んでいました。ですが、固定回線とサブスクだけで月11,000円以上、年間にすると13万円を超える金額が動いていたと分かり、見直す価値は十分にあると判断しました。
自宅Wi-Fi(固定回線)を見直した記録
まず着手したのは、金額が最も大きかった自宅の固定回線です。


見直し前のプラン・料金と不満点
見直し前は、引っ越し時に大家の紹介で契約した光回線を使い続けており、月額6,380円(戸建てタイプ)を支払っていました。特に困っていなかった一方で、次の3点が不満として残っていました。
- スマホのキャリアとセット割の対象外で、割引が一切効いていなかった
- 夜21時以降、家族全員が動画を見る時間帯に速度が落ちる
- 契約時のキャンペーン適用が終わり、割引前の通常料金に戻っていた
契約から2〜3年経っている固定回線は、キャンペーン期間が終わって通常料金に戻っているケースが多いため、まず現在の請求額を確認する価値があります
比較検討した回線・プロバイダ
見直しにあたっては、次の3タイプを比較しました。
| 候補 | 特徴 | 我が家での評価 |
|---|---|---|
| スマホと同じキャリア系光回線 | スマホ代とのセット割が使える | スマホが格安SIMのため割引対象外 |
| 格安SIM会社が提供する光回線 | 使用中の格安SIMとセット割あり | 月額・速度のバランスが良く採用 |
| ホームルーター(工事不要) | 開通が早く工事費がかからない | 戸建てで家族3人の同時利用には速度面で不安が残った |
乗り換え後の料金と速度の変化
比較検討の結果、契約中の格安SIMと同じ会社が提供する光回線に乗り換えました。乗り換え後の請求額は以下の通りです。
| 見直し前 | 見直し後 | |
|---|---|---|
| 固定回線の月額 | 6,380円 | 4,928円(セット割適用後) |
| 夜間の体感速度 | 動画がたびたび止まる | 止まらず視聴できるようになった |
月額は1,452円下がり、体感速度もむしろ改善しました。工事の立ち会いは1回、平日昼間に30分程度で完了しています。
動画・音楽サブスクを見直した記録
固定回線の次に手をつけたのが、契約していることを忘れがちなサブスク類です。
契約していたサブスク一覧と月額合計
クレジットカードの明細を1年分さかのぼって、通信費・サブスク関連の引き落としをすべて洗い出しました。
| サービス | 月額 | 直近3か月の利用頻度 |
|---|---|---|
| 動画配信A(映画・ドラマ中心) | 1,490円 | 週2〜3回 |
| 動画配信B(子ども向けアニメ) | 1,490円 | ほぼ毎日 |
| 動画配信C(スポーツ中継) | 900円 | 利用記録なし |
| 音楽配信 | 980円 | 週1回未満 |
| 電子書籍読み放題 | 980円 | 月1〜2冊 |
合計は月5,840円。年間にすると70,080円が動いていました。特に動画配信Cは、スポーツシーズンが終わってから一度も開いていなかったことが明細から判明しました。
解約・プラン変更したサービスとその理由
利用記録を見ながら、次の判断をしました。
- 動画配信C(スポーツ中継):利用記録なしのため解約
- 音楽配信:利用頻度が低く、無料プランでも支障がないと判断し解約
- 電子書籍読み放題:月1〜2冊なら単品購入の方が安いと分かり解約
サブスクは「使わなくなった」ではなく「使っているか記録で確認した」上で解約することが大切です。感覚だけで判断すると、実は家族の誰かがよく使っていたというすれ違いが起きます
残したサービスとその決め手
動画配信A・Bの2つは残しました。決め手は、家族それぞれが週複数回利用しており、外食や外出時の娯楽費と比べても割安だったことです。特に動画配信Bは子どもが毎日視聴しており、他の娯楽支出を抑えられている実感があったため継続を選びました。
見直しでどれだけ節約できたか(before/after比較)
固定回線とサブスクの見直しを終えた時点での、before/after比較です。
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 |
|---|---|---|
| 固定回線 | 6,380円 | 4,928円 |
| 動画・音楽・電子書籍サブスク合計 | 5,840円 | 2,980円 |
| 合計 | 12,220円 | 7,908円 |
固定回線とサブスクの見直しだけで、月4,312円・年間換算で約51,700円の削減になりました
スマホ代の見直し(月6,600円→3,300円)と合わせると、通信費全体では年間8万円以上の差になっています。
通信費見直しで気づいた注意点・落とし穴
解約タイミングやポイント失効に関する注意
固定回線を解約するときは、契約更新月以外だと違約金が発生する契約があります。我が家は事前に契約書とマイページで更新月を確認してから解約手続きを進めました。また、プロバイダ独自のポイントは解約と同時に失効するサービスが多く、貯まっていたポイントは解約前に使い切っておくことをおすすめします。


・固定回線の契約更新月(違約金の有無)
・工事費の分割払いが残っていないか(残債の一括請求の可能性)
・プロバイダ独自ポイントの失効タイミング
・レンタル機器(ルーター等)の返却期限
セット割・家族割が使えなくなるケース
固定回線を乗り換えると、それまで使えていたスマホとのセット割が外れる場合があります。我が家は乗り換え先を「今使っている格安SIMと同じ会社の光回線」に絞ったことで、セット割を維持したまま固定回線側の料金だけを下げられました。逆に、スマホと回線の会社がバラバラだと、それぞれ単体の料金で計算し直す必要があるため、見直し前に必ずセット割の条件を確認してください。
自分の家庭で通信費を見直す際のチェックリスト
我が家の見直しで実際に使った手順をチェックリストにしました。
- クレジットカード明細・口座引き落としを1年分さかのぼり、通信費関連をすべて書き出す
- 固定回線の契約書で現在の月額・更新月・違約金の有無を確認する
- サブスクの利用記録(視聴履歴・再生履歴)を確認し、使っていないものを特定する
- スマホと固定回線のセット割・家族割の条件を確認する
- 解約前にポイント・クーポンを使い切る
- レンタル機器の返却期限をカレンダーに登録する
1年分のカード明細・口座引き落としから通信費関連の項目をすべてリストアップします。
固定回線は契約書やマイページで更新月・違約金・セット割条件を確認します。
サブスクは視聴履歴や再生履歴を見て、実際の利用頻度を家族で共有します。
条件を比較したうえで、更新月に合わせて解約・乗り換えを実行します。
まとめ:通信費は「スマホ代」だけで終わらせない
スマホ代の見直しは通信費削減の入り口にすぎません。我が家は固定回線とサブスクの見直しだけで年間5万円以上、スマホ代の見直しと合わせると年間8万円以上の差が生まれました。ただし、
セット割の条件や違約金、ポイント失効など、事前確認を怠ると節約額が目減りする落とし穴もあります
。まずは1年分の明細を書き出すところから、今日始められます。



正直、固定回線の見直しは面倒に感じて後回しにしていましたが、確認の手間は1時間程度で、効果は年単位で続くと分かり、もっと早くやればよかったと思いました。ここまでやらなくても、明細の書き出しだけでも十分な収穫があります。
本記事の料金・プラン内容は執筆時点(2026年8月)の我が家の契約実績に基づく実例です。料金プランは事業者の改定により変更される場合があるため、契約・乗り換えの際は必ず各事業者の公式サイトで最新情報をご確認ください。








