【家計簿公開】4人家族の1か月をそのまま出します 支出39万5,480円の内訳と反省

レシートと電卓を添えた手書きの家計簿ノート

「よその家って、実際いくら使ってるんだろう」——家計を見直そうとすると、まずそこが気になりますよね。この記事では、中学3年生と小学3年生の子どもがいるわが家の1か月分の家計簿を、費目ごとの金額そのままで公開します。支出の合計、予算からはみ出した費目、来月から変える3つのこと、そして記録を続けるためのやり方まで書きました。

さき

数字を並べると、思っていたのと違うところが浮かび上がってきました。

目次

今月の収支をそのまま出す

まず全体の枠から。わが家は夫と私(パート勤務)、中3の息子、小3の娘の4人暮らしで、持ち家のローンを返済中です。今月の手取り収入は夫が32万4,000円、私が8万6,000円で、合計41万円でした。

ここから給料日当日に3万円を貯蓄用の別口座へ移します。先に抜いてしまうぶんは、最初からなかったものとして扱っています。一方で今月は夏期講習と帰省があったので、毎月2万円ずつ積み立てている特別費の口座から5万円を引き出しました。

項目金額
手取り収入(夫+私)410,000円
先取り貯蓄(別口座へ)−30,000円
特別費の積立から取り崩し+50,000円
今月使えるお金430,000円
支出合計−395,480円
残り(翌月へ繰越)34,520円

結果としては 支出39万5,480円、手元に3万4,520円が残る という1か月でした。数字だけ見れば黒字ですが、特別費の積立から5万円を足しているので、実質は積立を取り崩してようやく収まった月です。ここを「黒字だった」で終わらせると翌月に同じことを繰り返すので、内訳まで見ていきます。

一週間分のスーパーのレシートを重ねた様子

費目ごとの内訳

支出は固定費・変動費・特別費の3つに分けて記録しています。この分け方にしてから、「毎月かかるもの」と「今月だけのもの」を混同しなくなりました。今月の内訳は固定費17万4,780円、変動費13万900円、特別費8万9,800円です。

食費

今月の食費は6万8,000円でした。外食は別費目にしているので、これはスーパーでの買い物と米・飲料の宅配だけの金額です。手取りに対しておよそ16.6%になります。

夏休みで給食がなかったぶん、昼ごはんが完全に家計側に乗ってきたのが大きいところです。中3の息子は部活のあとに帰ってきて、そこからもう一食分くらい食べます。冷やし中華を2袋ずつ茹でる日が続いて、麺と肉の消費量が普段の月と明らかに違いました。

買い物は週2回に固定しています。日曜に一週間分をまとめ買いして、水曜に野菜と牛乳だけ買い足す形です。回数を減らすほど「ついで買い」が減るので、わが家ではこの2回がちょうどいい落としどころでした。

4人家族の食費をもう少し細かく——1週間の買い物リストや献立の回し方は、4人家族の食費のやりくりにまとめています。

固定費

毎月ほぼ同額で出ていくお金です。金額が大きいわりに、一度決めたら手を動かさなくていいのがこの費目のいいところです。

費目今月の金額
住宅ローン92,000円
電気代12,800円
ガス代4,200円
水道代(2か月請求を月割)4,300円
通信費(スマホ4回線+光回線)9,800円
保険14,000円
息子の塾(月謝)28,000円
娘のスイミング7,700円
サブスク(動画・音楽)1,980円
固定費合計174,780円

電気代の1万2,800円は、8月としては想定内です。エアコンは日中つけっぱなしにしていて、そこを削るつもりはありません。暑さを我慢して体調を崩したら、結局医療費で出ていきますから。

通信費が4回線+光で9,800円に収まっているのは、数年前に格安SIMへ切り替えたのが効いています。固定費は一度下げると翌月から自動的に効き続けるので、見直しの順番としてはここが最初です。費目ごとの相場感と見直す順番は固定費の一覧と見直し順で整理しました。

固定費は月に一度の作業で1年分の効果が出るので、時間をかける価値があるのはこちら側です。

特別費

今月いちばん重かったのがここです。夏はどうしても膨らみます。

内容金額
息子の夏期講習45,000円
帰省の交通費・お土産23,000円
娘の自転車(サイズアウトのため買い替え)21,800円
特別費合計89,800円

夏期講習と帰省は毎年あるので、年間で見込んで積み立ててあります。想定外だったのは娘の自転車で、6月ごろから「サドルがいちばん上」の状態だったのを見て見ぬふりをしていたら、夏休みに入って限界がきました。予定になかった2万1,800円 が、今月のはみ出しの正体です。

ちなみに変動費のほうは、日用品9,400円、外食1万1,200円、ガソリン・交通1万2,600円、医療費4,800円、被服6,500円、娯楽・レジャー1万8,400円で合計13万900円でした。

予算からはみ出したところ

わが家は費目ごとに月の予算を決めています。予算と実績を並べると、どこで崩れたかが一目で分かります。

費目予算実績
食費60,000円68,000円+8,000円
外食8,000円11,200円+3,200円
娯楽・レジャー10,000円18,400円+8,400円
電気代9,000円12,800円+3,800円
被服5,000円6,500円+1,500円
日用品10,000円9,400円−600円

合計すると 予算より2万4,300円のオーバー です。ただ、この中身は性質が違うものが混ざっています。娯楽の8,400円は夏休みにプールと映画へ行ったぶんで、9月には戻ります。電気代の3,800円も季節の分です。この2つは「はみ出した」というより、年間で均せば想定内のふくらみでした。

問題は食費の8,000円のほうです。夏休みで昼ごはんが増えたのは事実ですが、レシートを見返すと、水曜の買い足しのときに惣菜やアイスを一緒に入れている日が多い。週2回の買い物のうち、水曜だけで平均3,400円 使っていました。野菜と牛乳だけ買うはずの日です。

はみ出しを見るときのコツ

季節や行事で毎年ふくらむものと、行動のクセでふくらんだものを分けて考える。

削るべきは後者だけで、前者は年間予算に組み込んでおけば反省する必要がありません。

来月に変えること

反省を全部やり直そうとすると続かないので、変えるのは3つだけにしました。

1つ目は、水曜の買い足しに上限を決めることです。財布に2,000円だけ入れて行くようにします。カードもアプリ決済も使わなければ、それ以上は入りません。金額の設定に根拠はなくて、平均3,400円だったものを一度下げてみて、足りなければ次の月に上げるつもりです。

2つ目は、9月から食費の予算を6万2,000円に上げること。減らすのではなく、上げます。給食が始まって昼ごはんは減りますが、この1年ずっと6万円を超えていて、予算のほうが実態と合っていませんでした。守れない予算を置いておくと、超えたときに何も感じなくなってしまいます。

3つ目は、子どものサイズアウトを季節の変わり目に一度まとめて確認することです。自転車、靴、上着、制服。9月と3月に見て、必要なものは特別費の積立から前もって出す。突発の2万円が一番効くので、ここは仕組みで防ぎます。

逆に、手をつけないと決めたこともあります。エアコンの設定温度と、子どもの塾・習い事です。この2つは削った先に得るものが少ないと判断しました。全部の費目を平等に絞る必要はありませんよ。

今月の反省から変えるのは3つまで。多くすると翌月に何も残りません。

費目ごとの予算欄を書き込んだ家計簿とペン

記録の続け方

家計簿は8年ほど続いていますが、毎日つけてはいません。続けるためにやっているのは次の流れです。

STEP
レシートを財布から出す

帰ってきたら、レシートを財布からキッチンの引き出しの空き箱へ移します。ここだけは毎日やります。財布に溜めると、記録するときに順番が分からなくなるので。

STEP
週に一度、日曜の夜にまとめて入力

アプリを開いて、1週間分のレシートを費目ごとに打ち込みます。5分から10分で終わります。金額が合わないレシートがあっても追いかけません。「不明」で計上して先へ進みます。

STEP
月末に予算と実績を並べる

費目ごとの予算と実績を並べて、差が大きい上位3つだけ理由を書きます。全部見ようとすると疲れて翌月やらなくなるので、3つで打ち切ります。

STEP
翌月の予算を1か所だけ直す

実態と合っていない費目を1つ選んで、予算の数字を書き換えます。予算は決めたら固定するものではなく、毎月少しずつ実態に寄せていくものだと思っています。

アプリでも手書きでもノートでも、続くなら何でも構いません。私は最初の2年はノートでしたが、費目ごとの合計を自分で足すのが面倒になってアプリに移りました。大事なのは記録の精度ではなく、月末に予算と見比べる回が来ること です。

節約の記録をどう残していくかは、テーマ別に節約生活の記録まとめへ集めています。他の家庭のやり方も、自分に合う型を見つける材料になりますよ。

まとめ|数字を出すと次の月の判断が早くなる

今月は支出39万5,480円、内訳は固定費17万4,780円・変動費13万900円・特別費8万9,800円でした。予算オーバーは2万4,300円ですが、そのうち季節要因を除いた「本当に見直すところ」は食費の8,000円だけ。ここまで絞り込めると、来月やることが具体的になります。

家計簿の効果は、節約そのものよりも判断の速さに出ます。娘の自転車を買うときも、特別費の残りがいくらか分かっていれば「買う・待つ」をその場で決められます。金額を知らない状態でする我慢がいちばん消耗するので、まずは1か月、費目を10個くらいに絞って記録してみてください。細かく分けなくて大丈夫です。

さき

8年つけていても毎月どこかで予算をはみ出していて、そのたびに「まあ来月ね」と言っています。それでも続いているのは、完璧にやろうとしていないからだと思います。

なお、ここに書いた金額はわが家の一例です。地域や住まいの形、子どもの年齢で内訳は変わります。料金プランや制度の詳細は、各事業者・自治体の公式情報でご確認ください(2026年8月時点の家計簿にもとづく記録です)。

4人家族の家計簿を公開するには、どこまで書けばいいですか?

手取り収入・費目ごとの支出・貯蓄額の3つがあれば、読み手が自分の家計と比べられます。世帯構成と子どもの年齢、持ち家か賃貸かも添えると、金額の意味が伝わりやすくなります。口座番号や勤務先が分かる情報は載せないでください。

家計簿の費目はいくつに分けるのがいいですか?

最初は10個前後で十分です。わが家も固定費・変動費・特別費の3グループの中に、合計16費目を置いているだけです。細かく分けるほど記録が正確になる代わりに、続ける負担が増えます。まず1か月やってみて、金額が大きい費目だけ後から分割するやり方が続きます。

予算をオーバーした月はどうしていますか?

特別費の積立から補うか、翌月の予算を下げて調整します。ただし毎月オーバーしている費目は、節約で押さえ込むより予算の数字そのものを実態に合わせるほうが早いです。守れない予算は、あってもないのと同じですから。

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