4人家族の1週間献立|食材費12,800円の実例と使い回し【今週の節約献立・第3回】

一週間の献立メモと食材が並ぶ様子
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4人家族の1週間の食費の目安

第1回で献立の組み方、第2回でまとめ買いのやり方を書いてきました。今回は実際に1週間、わが家がどんな食卓だったのかをそのまま出します。中学3年生の息子と小学3年生の娘、夫と私の4人分、月曜から日曜までの夕食です。

さき

今週は野菜が安かったので、少しだけ気が楽な1週間でした。

献立の話に入る前に、金額の感覚だけ共有させてください。総務省の家計調査(2025年)では、4人世帯の食費は平均で月10万円ほどです。ただしこれは外食や酒類も含んだ数字なので、自炊の材料費だけを見ている人が比べると落ち込みます。

わが家の場合、今週のまとめ買いは12,800円でした。米と調味料は別で管理していて、これに週の途中で買い足す牛乳やパンが1,500円ほど。夕食だけでなく、朝食と子どものお弁当(息子は部活の日だけ)の材料も含んだ金額です。月にならすと食材費は5万円台後半で落ち着いています。

食費の目安は「平均と比べる」より「先月の自分と比べる」ほうが動かしやすいです。

世帯人数別の目安や、わが家が今の金額に落ち着くまでの経過は4人家族の食費はいくらが目安?にまとめています。金額の設計から見直したい方はそちらを先にどうぞ。

主菜と副菜二品をそろえた平日の夕食

月曜から日曜までの献立

実際の1週間はこうなりました。主菜は鶏むね肉と豚こま切れ肉が中心で、間に厚揚げと卵の日を挟んでいます。

曜日主菜副菜
鶏むねの照り焼きもやしのナムル/トマトの塩昆布あえ
豚こまと夏野菜の甘酢炒め冷奴/きゅうりの浅漬け
厚揚げと豚こまのみそ炒めポテトサラダ/わかめのみそ汁
鶏むねの唐揚げ(下味冷凍から)キャベツの千切り/なすの煮びたし
麻婆豆腐中華風スープ/ゆで卵
お好み焼き残り野菜のスープ
豚こまと玉ねぎの生姜焼き冷やしトマト/みそ汁

土曜のお好み焼きは、週の終わりに半端に残った野菜を片付けるための日です。キャベツの外側、しなびかけたにんじん、使い切れなかった長ねぎを全部刻んで入れます。冷蔵庫がきれいになるうえに、息子が一番喜ぶ日でもあります。

平日は主菜1つと副菜2つ

平日の型は主菜1つ、副菜2つと決めています。副菜のうち1つは切るだけ・あえるだけのもの、もう1つは作り置きかみそ汁。この配分にしてから、平日の台所仕事が30分前後で終わるようになりました。

火曜の甘酢炒めは、豚こま250gになす2本とピーマン3個を足して炒め、砂糖・酢・しょうゆを同量ずつ回しかけるだけです。肉の量が少なくても、酸味と甘みがあると食べごたえが出ます。夏場は特に、酢を使った主菜が1日あると食が進みます。

副菜を2つと言っても、片方は冷奴やトマトを切るだけで十分です。がんばって3品作る日を増やすより、この型を崩さないほうが1週間もちます。疲れている日は副菜1つでも大丈夫ですよ。

週末にまとめて作り置きする

買い物から帰った日曜の午前中、40分だけ台所に立ちます。完成品を何品も作るのではなく、平日に「あと5分」で仕上がる状態を作るのが目的です。

STEP
鶏むね肉を下味冷凍する

2kgのうち1kgを一口大に切り、しょうゆ・酒・おろし生姜をもみ込んで冷凍用袋へ。2〜3回分に分けて平らにして冷凍します。木曜の唐揚げはこれに片栗粉をまぶして揚げるだけです。

STEP
野菜をゆでる・切る

じゃがいもをゆでてポテトサラダにし、キャベツは半玉を千切りにして保存容器へ。もやしは買ったその日にさっとゆでてナムルにします。

STEP
薬味と汁物の下ごしらえ

長ねぎを小口切りにして冷凍、油揚げも刻んで冷凍。みそ汁の具に困る日がなくなります。

作り置きの副菜は冷蔵で2〜3日以内に食べ切る前提で作っています。週の後半まで残す想定のものは作らず、そこは下味冷凍に任せる。この線引きをしてから、奥で忘れられて傷む容器がなくなりました。

【作り置きで無理をしないために】

日曜に全品作ろうとすると、翌週から続かなくなります。「切る・ゆでる・下味をつける」までで止めて、味の仕上げは食べる日にする。それだけで平日の負担は十分下がります。

下ごしらえした野菜と下味冷凍の鶏肉の保存容器

使い回した食材を振り返る

この週に何度も登場した食材を見ていきます。鶏むね肉は2kgで1,180円(100gあたり59円)、これを月曜の照り焼きと木曜の唐揚げ、それに息子のお弁当に回しました。豚こま肉は800gを3日に分けて、1回あたり250g前後です。4人分としては少なく見えますが、野菜と厚揚げでかさを増やせば足ります。

厚揚げと豆腐は、この週で合わせて5丁使いました。水曜のみそ炒めと金曜の麻婆豆腐、火曜の冷奴です。肉を減らしたいときに一番あてになる食材で、価格の動きも比較的おだやかです。

野菜はもやし、キャベツ、玉ねぎ、にんじんを軸に、そのとき安い夏野菜を足す形にしています。今週はなすが1袋98円だったので多めに買い、火曜の炒め物と木曜の煮びたしに分けました。安いものを買ってから献立を寄せるほうが、決めた献立に合わせて買うより結果的に安くなります。まとめ買いのリストと金額は第2回のまとめ買い記事に載せています。

育ち盛りがいる週の調整

中学3年生の息子は部活から帰ってくると、大人と同じ量を食べたうえで「おかわりある?」と聞いてきます。ここを我慢させる方向で節約すると、成長期の1年は取り返せません。量は削らず、単価の安いもので増やすことにしています。

具体的にやっているのは3つです。ごはんを多めに炊いて、丼にできる主菜(生姜焼き、麻婆豆腐、照り焼き)を週の前半に置くこと。みそ汁を必ず大鍋で作り、野菜と豆腐を多めに入れること。そして卵を常に10個以上切らさず、足りない日にゆで卵や卵焼きを1品足せるようにしておくことです。

量を増やすときは、肉ではなく卵・豆腐・野菜・ごはんで増やす。ここを分けておくと食費がぶれません。

反対に、下の娘はまだ食べる量にむらがあります。全員に同じ量をよそわず、大皿から各自で取る形にしてから、残す量が減りました。作る量は「大人3.5人分」くらいを目安にしています。学年が上がればまた変わるので、そのときにまた調整するつもりです。

まとめ|前回・次回

今週の献立を一言でまとめると、鶏むね2kgと豚こま800gを主役に、厚揚げと卵で日をつなぎ、土曜に残り野菜を片付けた1週間でした。食材費は12,800円。特別なことはしていませんが、平日の型と週末の40分があるだけで、木曜あたりに訪れる「今日どうしよう」がかなり減ります。

さき

正直、金曜の麻婆豆腐は疲れて手を抜いた日でした。それでも家族はよく食べてくれます。

献立を決める前の段階でつまずいている方は第1回の献立の組み方を、買い物のリストや金額の内訳を知りたい方は第2回のまとめ買いをご覧ください。次回の第4回では、今週使い切れなかった食材をどう翌週に回したか、そのつなぎ方を書く予定です。

平日に作り置きを準備する時間が取れません。

下味冷凍だけでも効果があります。買ってきた肉を袋に入れて調味料をもみ込む作業は5分ほどで、これがあるだけで平日の主菜が「解凍して焼く」に変わります。副菜は市販のもずくや納豆、冷奴に頼って構いません。

作り置きはどのくらい日持ちしますか。

わが家では冷蔵の副菜は2〜3日、下味冷凍の肉は2〜3週間を目安にしています。夏場は特に、清潔な箸で取り分けて、常温に出しっぱなしにしないことが前提です。迷ったら早めに食べ切ってください。

同じ食材が続いて飽きませんか。

味付けの系統を変えると気になりません。鶏むねなら和風の照り焼き、中華の唐揚げ、洋風のソテーと3方向に散らします。同じ食材を「別の料理として出す」感覚で組むと、家族から続いていると言われることは少ないですよ。

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